【現地調査レポート】愛知県名古屋市のご実家で発見された大量のコウモリ被害〜戸袋・谷板金からの侵入事例〜


こんにちは、愛知県の害獣駆除専門店の駆除のまっちゃんです。
ご依頼のきっかけ
今回ご相談をいただいたのは、愛知県名古屋市にお住まいのお客様です。ご主人様のご実家は、ご主人様のお父様が昨年お亡くなりになってからは常時人が住んでいる状態ではなく、今年に入ってからは月の半分程度をそちらで過ごされているとのことでした。
そうして家に滞在されている中で、2階の戸袋部分や天井裏から「カサカサ」「ゴソゴソ」という音が頻繁に聞こえるようになり、気持ち悪いと感じていらっしゃったそうです。そんな折、外壁にコウモリがくっついているのを目撃し、「これはもしかして天井裏にコウモリが住み着いているのでは」と不安になられ、今回の現地調査のご依頼につながりました。
名古屋市は今回新たに拠点を開設したエリアでもあり、地域の皆様にとって「近くにすぐ相談できる害獣駆除業者がいる」という安心感を持っていただきたいという思いで日々活動しております。今回のように「音がする」といった些細な違和感の段階でご相談いただけたことは、私たちにとっても大変ありがたいことでした。
現地到着時の外壁の状態




現地に到着してまず目に入ったのが、外壁の変色でした。もともと黒色の外壁だったのですが、コウモリの糞や尿によって白っぽく汚れてしまっている箇所が広範囲に見られました。この時点で「かなり以前からコウモリの被害を受けている家屋だな」という予測が立ちました。
コウモリの糞尿による外壁の白化は、被害が浅い場合にはあまり目立ちませんが、今回のように広い範囲かつ濃い色で付着している場合は、それだけ長期間・大量のコウモリが出入りを繰り返してきた証拠になります。外から見ただけでもある程度被害の深刻さが読み取れる、典型的なケースでした。
天井裏調査の様子
外壁のチェックを終えた後、いよいよ天井裏の調査に入りました。天井裏を覗き込むと、想像していた以上の大量の糞が堆積していました。


糞の量、そして糞の乾燥具合や積み重なり方から判断すると、被害はおそらく10年ほど前から続いていると考えられ、コロニーの規模としては20〜30匹程度のコウモリが住み着いているのではないかと推測しました。これは決して小規模な被害ではなく、かなり大きなコロニーが長期間にわたって形成されてきたケースです。
天井裏に住み着くコウモリの多くはアブラコウモリという小型の種類で、数センチの隙間からでも簡単に出入りできてしまいます。そのため、一度住み着かれてしまうと繁殖を繰り返し、世代を重ねながらどんどん数が増えていくことも珍しくありません。今回のように10年単位の被害が疑われる現場では、まさにその繁殖サイクルが積み重なった結果と言えます。
外部侵入口の調査結果
天井裏の調査を終えた後、外部からの侵入経路を特定するための調査を行いました。今回、コウモリが侵入していたと考えられる箇所は以下の3箇所です。







- 梁の上にできた隙間
- 戸袋部分
- 屋根の谷板金と瓦の間にできた隙間
いずれも家屋の構造上どうしても生まれてしまう隙間で、経年劣化や施工時のわずかなクリアランスが原因となっていることが多い箇所です。特に谷板金と瓦の隙間は見た目では気づきにくく、屋根に上って初めて発見できるようなケースも多々あります。
こうした構造的な隙間を見極められるのは、私たち駆除のまっちゃんが建設業として培ってきた家屋構造の知見があるからこそだと感じています。梁や谷板金、瓦の重なりといった建物の造りそのものを理解した上で「なぜここに隙間ができるのか」「どう塞げば再発しないのか」まで踏み込んで判断できることは、私たちの大きな強みの一つです。
ご提案させていただいた施工内容
今回の現地調査を踏まえ、お客様には以下の施工をご提案させていただきました。
- 追い出し作業:天井裏にコウモリが残っている状態で侵入口を塞いでしまうと、家の中に閉じ込めてしまい、異臭や二次被害の原因になります。そのため、まずは追い出し作業を丁寧に行います。
- 侵入口の封鎖工事:梁の上の隙間、戸袋、谷板金と瓦の隙間、それぞれの構造に合わせた封鎖工事を行います。単に穴を塞ぐだけでなく、建物の構造そのものを踏まえた耐久性のある封鎖方法をご提案しています。
- 糞の清掃:天井裏に堆積した大量の糞を清掃し、衛生面のリスクを取り除きます。
- ウイルス消毒剤の散布:コウモリの糞尿にはウイルスや細菌が含まれる可能性があるため、消毒剤を散布し衛生環境を整えます。
- 1面足場の組立:屋根や高所の作業を安全かつ確実に行うため、必要な箇所に足場を組みます。


弊社は自社完結・外注なし・中間マージンなしで対応しており、追い出しから封鎖工事、清掃、消毒、足場組立まで、すべて同じチームが一貫して施工いたします。工程ごとに業者が変わることによる連携ミスや、余計な中間コストが発生しない点は、お客様にも安心していただけるポイントです。加えて、封鎖工事そのものについても、建設業として培ってきた構造理解をもとに施工しているため、その場しのぎの応急処置ではなく、建物の造りに即した根本的な対策をご提供できることが私たちの特徴です。
被害の深刻度についての考察
お客様のお話によると、ご主人様のお父様がご存命だった頃から異変自体はずっとあったそうですが、あまり気にされていなかったとのことでした。そして今年に入ってから音が明らかに大きくなったと感じられたそうです。
しかし実際の糞の量や外壁の汚れ具合から判断すると、早くても3年ほど前からはかなり大きな音がしていたのではないかと考えられるほど、被害は深刻な状態でした。人が住んでいない、あるいは滞在時間が短い家屋では、こうした異変に気づくのがどうしても遅れがちになってしまいます。
コウモリとの付き合い方について
コウモリは鳥獣保護法によって守られている動物のため、駆除業者であっても捕獲したり殺傷したりすることはできません。そのため、コウモリが多く生息する地域にお住まいの場合は、完全にゼロにするというよりも「コウモリと長く付き合っていく」という視点を持つことが大切になります。
だからこそ重要なのが、少しでも異変に気づいた段階でしっかりと対策を行うことです。早期に対応することで被害の拡大を最小限に抑えることができますし、糞尿による健康被害からご家族を守ることにもつながります。
私たち駆除のまっちゃんは、岐阜市を拠点に岐阜・四日市・可児郡・羽島市・埼玉、そして今回の名古屋市・稲沢市・春日井市エリアなど、地域に根ざした活動を大切にしております。地域ごとの住宅事情や気候、家屋の造りの傾向まで把握した上で、それぞれの地域に合った対策をご提案できるのも、地域密着で活動してきたからこそだと思っております。
今回のように「音がする」「壁にコウモリがくっついていた」といった小さなサインを見逃さず、早めにご相談いただくことが、結果的にお客様の負担を軽くすることにもなります。地域の皆様にとって身近で頼れる存在でありたいと思っておりますので、少しでも気になる音や違和感がありましたら、被害が深刻化する前に、ぜひお早めにご相談ください。







